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二人きりの夕涼みは二度とこない季節~夕涼み~

 毎日、暑いですね。実は私は今日は葬式だった
のです。寒い時期の葬式は寒い分、心細くて寂し
くて辛いものですが、猛暑の中の葬式も違う意味
で辛いものです。いずれにせよ、故人の思い出を
参列者それぞれが思い出す、最後のお別れの日で、
遠い関係でも涙をそそられるものです。
 今日はそんな暑い日に聞きたい、ユーミンの
「夕涼み」を聞いてみました。1982年リリー
スの「PEARL PIERCE」に収録されています。こ
の歌は、若い若い、お金も仕事もステータスも何
ら持っていない時に、お互いに好きだった人との
思い出を歌った歌なのかなと私は感じています。
恋人どうしというよりは、お互い好きなことをわ
かりながらも、付き合わずに一緒にいた関係なの
かなあとか。
 たとえば、次の数行から、2人がまだ半分子供
で無邪気に遊んでいた関係なことがわかるでしょ
う。

 DAY DREAM 灼けつく午後
 水撒きしてはしゃいだ あのガレージ

 SAY DREAM 願いごとは
 かないそうになったら教えるよ

などなど。お互いにすべてを曝け出してはいな
いんだけれど、一番近くにいる理解者であり友
人であり、好きな人であるという、そんな関係
を想像するんですね、私は。幼馴染に近い関係
なのかなあ。初恋の人なのかなあ。そして、こ
れは、もう二度と戻ってこない、遥か昔の思い
出なんですね。

 二人きりの夕涼みは二度とこない季節

きっと、もう二度と会えない人なのでしょう。
次の歌詞には多少の接近が見られますが・・・

 濡れた髪と灼けたうなじ
 むせるくらい抱きしめたね
 二人きりの夕涼みは
 哀しすぎる記憶

 それでも、きっと2人は付き合うことなく、家
の事情や何らかの擦れ違いで距離が遠くなってし
まったか、あるいは、どちらかが亡くなってしま
ったか、悲しい結果になってしまったのかなと。
 若すぎたからこそ、互いの好意を確信しながら
も付き合うまでに至らず、二度と会えなくなって
しまったのだろうなあと思うのです。特に、育ち
が違ったり、ステータスや周囲の友達関係のよう
なものがかけ離れていったりすると、どんなに好
きでも距離が離れていくという大人の事情みたい
なものが10代から20代にかけて増えていきま
せんか?好きだからこそ互いに意固地になったり、
あるいは互いに別の世界で忙しくなったりして、
すれ違いが増えていく。好きなだけで一緒にいら
れた関係が、単に好きなだけではうまくいかない
ということがわかってくる年頃というものがある
でしょう。私は、そういうのって哀しいなあ、と、
この年になっても思うのですが。
 大好きだった人と久しぶりに再会すれば
わけだし、だからといって二度と会えなければ、
非常にせつないし、と、人と人の出会いと別れと
いうのは複雑な気持ちを編み出しますね。相手が
亡くなってしまうと絶対的に二度と会えないわけ
ですが、生きているのか亡くなっているのかさえ
わからないまま、自分だけが年をとっていく場合
もあります。一緒にいる時間を大切にしたいもの
です。

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プロフィール

akira6710

Author:akira6710
その日に思い出した懐かしい、
あの歌、この歌。
当時は何気なく聞いていた
歌の詩を読んで歌の魅力の
再発見をしたいと思います。
独断と偏見から気ままに
書いているので、
作者の意向は全く考慮せず。
特定の歌に思い入れがある方は
イメージが壊れるかもしれない
ので読まない方が良いかも(笑)

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