最後の春休み  松任谷由美

 おはようございます。3月も残るところ
あと3日です。卒業式の名残も終わって
そろそろ新しい生活に目が向き始める
時期ですね。というわけで、今日は
「最後の春休み」。
ユーミンの作詞作曲で、ハイ・ファイ・セット
も歌っていますね。1979年のアルバム
「OLIVE」に収録されています。



これは、あるあるネタですね。

~春休みのロッカー室に
 忘れたものをとりに行った
 ひっそりとした長い廊下を
 歩いていたら泣きたくなった~

実際は、卒業後の学校に、しかも
春休みに行くことはないよね。
でも想像はできます。
誰もいないガランとした校舎の寂しさ
に泣きたくなる、という、この感覚、
この想像力が素晴らしいです。
いつも当たり前に、同級生たちが
集まっていた廊下や教室に、誰一人
いないんですよ。そこに独りぼっち。
これは泣きたくなりますよね。

~目立たなかった私となんて
 交わした言葉 数えるほど~

これは、わかるわかる!
私も目立たなかったので!
好きな人と交わした言葉は数えるほど、、
、、ということは、なかったけれどね。

~もしもできることなら
 この場所に同じ時間に
 ずっとずっと うずくまっていたい~

「同じ時間に」がなかなか深い。
何と同じ時間だと考えるでしょうか。
私がこの歌を聞いたのは中学を
卒業してすぐだったと思います。
(昨日まで同じ教室で同じ時間に
当たり前に会っていた同級生とばらばら
になって、ほとんどの人と一生、会う
ことはないんだなあ。)と、覚悟のような
寂しさを覚えたものです。不思議な話、
仲良くない人、むしろ、あまり好きでは
ない人に対してこそ、絶対に会うことは
ないだろうと思って、(寂しいな)と思った
のです。実際に、いっぱい、いますよ。
卒業式以来、一度も会ったことのない人が。
そして、これからも会わないであろう人が。
だから、若い人も老いた人も(?)、今、近く
にいる人たちを大切にしてね。

~もうすぐ別の道を歩き
 思い出してもくれないの
 そよ風運ぶ 過ぎたざわめき
 今は春休み~

そう、たった今、子どもたちは
春休みです。新しい生活への期待と不安で
いっぱいですね。

動画はハイ・ファイ・セット版です。
かわいらしくて好きですね。



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テーマ : なつメロ
ジャンル : 音楽

月の舟  池田聡

 おはようございます。本当は春らしい
明るい歌を色々ストックしていたのです
が、また雨だって。しかも寒いです。
 というわけで、今日も少々、テンション
が上がらない曲ですみません。でも、詩
として美しいと思います。池田聡さんの
「月の舟」です。



これは、失恋した女性を男性が慰める
歌だったんだ!
これまた、知らなかったな~。
もっと一般的な、失恋したあらゆる人に
対するメッセージ的な歌だと思っていま
した。

~もしも涙 あふれたら
 この胸におしあてて
 二度と恋は 出来ないと
 自分を憎まないで~

というわけで、
「この胸におしあてて」
というのは、僕の胸に、ということだった
んだ・・・特定の2人の歌ではないと思って
いたので少々戸惑っていますが。
この中で共感できるところがあるとしたら、
「自分を憎まないで」の部分でしょうか。
失恋に限らず、ちょっと人生でつまずくと、
(自分ってダメだ)と落ち込むことが一度や
二度はあるでしょう。
そういう時には、「自分を憎まないで」と
言ってもらいたいし、言ってあげたいものです。

この歌は、失恋した女性に対する片恋を
歌った、ある意味、ありふれた歌なのですが
非常に詩らしい、美しい言葉が選ばれている
と私は思います。ちょっと長いけれど、次の
部分とか。

~思わず抱きしめて 鏡の様に
 君だけの輝き 映してあげたい
 夜を渡る 月の舟
 このままさらわれて
 心に降る 銀の糸
 二人を結ぶまで~

「鏡」、「月」、「銀の糸」という言葉が
幻想的でしょう。この後にも、
「硝子のキス」とか「夢の鈴」とか、
メルヘンな言葉が多く、音楽がなくても
結構、「読める」詩になっていると思います。
そんな理由で、ラブソングにありがちな、
特定の男女の関係や風景ではなく、
あらゆる人の心の中の情景に訴えかけて
くれるような、人それぞれ思い浮かぶ風景
が異なるような内容になっていると思うの
ですが。

「銀の糸」といえば、雨の表現にも
よく使われますが、今日の雨は何色に
見えるかな?午後にはやむそうですよ。
動画は、幻想的な詩とメロディに引き込まれて
しまいます。



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ワインの匂い  オフコース

 こんにちは。今日は冬に逆戻り。
冷たい雨ですね。私は朝、頭痛で
目が覚めて、ちょっとばかり憂鬱な
日曜日になりました。皆さんも体調
には気を付けてください。
 今日はオフコースの「ワインの匂い」。
1975年12月のリリースです。
オフコース、初期の頃ですね。
雨が降ると、なぜか、この歌を思い出す
のですよ。



~ワインの好きなその娘はいつでも
 いくつもいくつもメロディーをつくって
 窓から遠くを見つめながら
 やさしく哀しいピアノをひいてた~

この歌い手は、この娘のことが好きで、
ピアノを弾いているその娘のことを
黙って見守っているんですね。
ピアノを弾いている間は、話しませんから、
2人の間にピアノの音だけが流れている
切ない時間ですね。

~はじめてふたりで歩いた日に
 あの娘はささやいた眼をとじたまま
 私はもう誰も好きになることもない 今は
 ありがとう あなたはいいひと
 もっと早くあえたら~

うーん、普通は、「いいひと」というのは、
早くあえても「いいひと」から昇格しない
と思うなあ。
でも「もっと早くあえたら」という言葉は、
キュンキュンするかもしれないね。
お互いのタイミングなんだよね。

~あの雨の日 傘の中で
 大きく僕がついた
 ためいきはあのひとに
 きこえたかしら~

ここで雨の風景が出てくるのですね。
それで私は雨の日にこの歌を
思い出すんだ・・・
初めて聞いたときは、退屈な歌だな、
と思ったのですよ。
でも、繰り返し聞くにつれて、
こういう雨の日の午後に独りで聞いて
自分しか知らない想い出に浸るには
良い歌なのかな、と、感じるように
なりました。

以下はアマゾンプライムのリンクです。
会員の方は聞けますよ。

ワインの匂い

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REAL 大江千里

 おはようございます。何と、もう3月末です。
速いなあ・・ちょっと恐ろしいくらいです。でも
まだ花粉が飛んでいる。私は、毎年、花粉
の季節が終わってから、やっと本格的に今年
が始まる気がするので、まだまだ序盤という
ことにしておきましょう。
 今日は大江千里さんの「REAL」です。
1984年11月のリリースです。



大江千里さんは、高校のときに、女子高生の
間でものすごく人気が高かったのですよ。
確かに男子向けではないと思います。
が、どこか、マッキ―とセンスが似ている気が
するのだけど。

~最後に君を見失ったのは
 ほこりがしみる車道のすみ
 焦げつきそうな熱い瞳と
 なげるような君を激しく憎んだ~

何か、こう、「憎んだ」とあるのだけれど、
その裏に深い愛情を感じるよね。
愛情ゆえの憎悪というか。
どうして、そう思うのかな。
そして、この歌の最も悲しいところは、
次の部分だと思います。

~こうして いつか知らない人に
 変わる君を きっと許してしまうよ~

そうそう、別れた後は他人になって、
何年も経つと、もしかしたら別人ですよ。
寂しいねー。
再会したら縁があるということか。
でも、私はそういう再会って絶対に嫌なんです。
焼けぼっくりに火がつく、とか、最低!と
思ってしまう・・・

この歌は最後にサビがしつこいほど
くり返されます。
「リアルに生きてるか」という内容が
具体的に表現されているんですね。

~全てを愛せずに
 人の波に消されて
 泣いたりしていないか~
~激しく生きてるか
 誰かの胸にもたれて
 想いを燃やしてるか~

高校の時は、このあたり、色々な
「リアル」を想像しましたが、
今や「リアル」は厳しすぎて、
泣く暇も、誰かの胸にもたれる暇も
ありゃしない!
自分の感情的な部分が怖くて、激しく
生きたことが実は一度もない私なので、
この歌詞にはあこがれますが、
信頼できる人たちと関わりながら、
残りの人生のリアリティを謳歌できれば
ラッキーかなあ。激しく生きる体力が無い
し怖いんだなあ(笑)。
今日も明日も、リアルに泣いたり笑ったり
落ち込んだり盛り上がったり、色々なことが
あると人生のめりはりがあって良いですね!

今やジャズピアニストの大江さんの
この楽曲はアマゾンプライムで
聞き放題です。



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愛は風まかせ 五十嵐浩晃

 おはようございます。最近、朝の日差しが
夕方みたいな色をしている気がします。
ちょっと霞んでいるんだろうなあ・・・
 今日の選曲はちょっとマイナーかもしれ
ませんが、スプライトのCMソングだったので
聞いたことはあると思います。
五十嵐浩晃さんの「愛は風まかせ」。
1980年5月21日のリリースでデビュー曲
です。



 これはボサノバ調で曲が
オシャレなんですよ。
前奏のフルートも良い感じ。

~愛は風まかせ
 ほんのひと吹きで
 他のいとしさへ
 いつもは飛びたてるけど~

そうなの?ほんのひと吹きで
他の愛に飛びたてるものなの?
うーん、男性ならではかな?
ま、女性にもちょっとあるけどね。
その「ひと吹き」のタイミングに
よります。
で、

~ゆうべ現れた
 あいつにまどわされ~

となるのですが、
当時、中学生だった私は、
「まどわされ」
に良からぬ想像をして、
(誘惑されて浮気した人の
歌なのかなあ)
なんて思っていました。

~別に誰でもよさそうに
 すれ違ったくせに
 何でかすかな仕草まで
 やきついてるものか~

そうだね、恋って不思議だよね。
突然、気になりだしたりする。
しかも、つまらない仕草とか一言が。

そして、この年になると、次の歌詞が
ちょっと突き刺さる気がするのですが・・・

~ある日 心によみがえる
 あのときめくものを
 むきに笑ってみたくなる
 照れくささもあるさ~

年をとると、ときめきを感じることが
少なくなるでしょう。
それで過去の自分が恥ずかしくて
自嘲しちゃったりしてね。
それでも、その時の気持ちが
「よみがえる」瞬間は
自分の中だけで大切にしたいものです。

~時の皮肉さと
 ひとのたよりなさ
 思い知った午後
 それなりいいものさ~

今は一人ぼっちなのね。
クールな大人の男だなあ。
「それなりにいい」と言える余裕が大人。
それなりにいい日常は、
実は幸せだと思います。
今日もそれなりにいい日になりますように。



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プロフィール

akira6710

Author:akira6710
その日に思い出した懐かしい、
あの歌、この歌。
当時は何気なく聞いていた
歌の詩を読んで歌の魅力の
再発見をしたいと思います。
独断と偏見から気ままに
書いているので、
作者の意向は全く考慮せず。
特定の歌に思い入れがある方は
イメージが壊れるかもしれない
ので読まない方が良いかも(笑)

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